検索されてるらしいワード:ノオーミュウツー

ヤフーで検索すると確かに昔の記事がヒットするんだけど
肝心のノオーミュウツーのことはサッパリ書いてないので
散々既出かもしれないけどノオーミュウツーについて自分なりに書く


ユキノオーミュウツーを並べる組み合わせのこと ほとんどが先発だと思われる ノオーはユキノオーと書くと長いので省略形
ユキノオーバンギラスより遅く、グラードンカイオーガバンギラスが素早さ半減アイテムを持っていない、またはカバルドンがいない限り、天候を霰にできる
ミュウツーもこの霰を利用して吹雪を使う


吹雪は氷タイプの威力120(ダブル補正で威力90)の全体技 1割の確率で凍らせる
氷は伝説の中ではカイオーガ以外等倍以上の攻撃タイプである そのカイオーガにはユキノオーは雨を防ぐうえに草タイプであるため好相性になれる ミュウツーも雨でない潮吹きなら耐えることができるようになる
等倍以上の吹雪の威力については計算すれば分かるとおり、例えば等倍なディアパルなら3割程度削れる 非伝説なら種族値やタイプが様々だが大体もう少し食らうもんだと思っておけばいいと思う
これの何が強いかはうまく説明できないので実際のバトルでの展開を
ミュウツーは130族なため大体先制して吹雪を打てる 吹雪1発では上記程度のダメージなのでどちらも縛れず相手は両方動けてこちらを1匹落としにくる
しかしここで両方動いてくると吹雪は全体技なので相手両方にヒットする 2匹の集中攻撃でミュウツーを落とせても、そのターンにユキノオーからも吹雪が飛んできて吹雪を2発ずつ計4発ヒットする ユキノオーを落とそうとすれば次のターン再びミュウツーに吹雪を食らい、やはり吹雪を2発ずつ計4発ヒットする
ここでユキノオーは相手1匹の攻撃だけでは落とされないようにするため襷を持っていることが多い ミュウツーは余程威力の高い攻撃か弱点を突かれない限り1発では落ちない程度の耐久は持っている よって集中攻撃されなければどちらも落ちない 
ユキノオーミュウツーに攻撃を分散すればどちらも落とせず吹雪を1ターン目に2発ずつ計4発、2ターン目にミュウツーに再び先制吹雪を食らうため、吹雪が3発ずつ計6発もヒットなんてことに
どちらかが守ってみたところで上記の通りユキノオーミュウツーも1発では落ちないので攻撃力を削るだけになりがち ノオーミュウツー側からすればどちらが守るか読む必要が全くなく吹雪を連打するだけ
ということで中速な相手にはどう動かれても吹雪を複数発を当てることができる こちらがユキノオーミュウツーのどちらかが集中攻撃で落とされても相手のHPをどちらも半分以下にできていれば、なんとなくダメージレースで五分くらいの展開になれていることがわかると思う
相手のHPをまんべんなく削ることで、後発のさらに強力な全体技で一掃することができたり先制技で削り切れたりすることができる(このことから後発はスカーフカイオーガメタグロスが多い) 
スカーフオーガで一掃できればその時点で3対2になりこちらが圧倒的に優位に立てる
改めて伝説にはカイオーガ以外氷半減がいない、非伝説でもシングルなどの氷技の汎用性からもわかるとおり非常に攻撃範囲が広いタイプであるから、普通にポケモンを選抜すると上記の例に当てはまる組み合わせになってしまいがち


最近改めて評価されてる(と個人的には思ってる わかってる人は前からわかっていた?)ノオーミュウツーの長所に、吹雪が追加効果のある全体技であることがある
全体技はダメージを分散させ相手2匹に攻撃することでヒット数が増える そのため単体攻撃に比べ急所を引く確率が高くなる 追加効果の氷づけも1発では1割と低いが2発当たることでどちらかが凍る確率は19%と高くなる
上記ではダメージレースで五分以上と書いたけど、実は急所追加効果を引く確率でも優位に立てている しかも圧倒的に


全体攻撃するだけで強いので読みが必要な場面も少ない
ユキノオーが遅いためトリル耐性もある


ということで対策されなければ多くの相手に有利なうえに使いやすいのがノオーミュウツー
当然対策はされる